「たっすいがは、いかん!」
高知にくると必ず目にするワードです。県内のいたるところにあります。
たっすいがはいかん、なんかかっこいい。 pic.twitter.com/Xgv6W4Nsyj
— momofuku (@momofuku001) 2017年10月11日
高知県の飲み文化の中心地、ひろめ市場にも。
たっすいがはいかんきね pic.twitter.com/ZlNgZUijuB
— こ糸 (@co_ito) 2017年9月14日
そう、「たっすいがはいかん!」とはキリンビールのキャッチコピーなんですね。
「たっすいがは、いかん!」 pic.twitter.com/U2r5KdLjCA
— -オル/おる- (@Orpheus00) 2017年8月25日
「たっすい」というのは、土佐弁で、「味が薄い、さっぱりとしている」という意味。
「味の薄いビールなど、けしからん!」というような感じでしょうか。
高知の人は、坂本龍馬をはじめとした維新の志士を生み、自由民権運動の発祥の地としての誇りや美意識が強く、「嘘をつく」とか「なよなよしている」といったことをよしとしないそうです。その風土を意識して、高知の人に愛されるような、喉にガツンとくるラガーのコピーとして考えられたのが「たっすいがはいかん!」なんだそうです。
少し調べていくと、高知はキリンビールの歴史にとって、とても重要なポイントだということがわかります。1995年に元キリンビール副社長の田村さんが支店長として赴任し、スーパードライの発売をきっかけにアサヒビールに対して劣勢になっていたキリンビールを立て直す出発点になったのが高知ということらしいです。
支店メンバーの士気が上がらない中、徹底して現場まわりと自分の頭で考えることを浸透させ徐々にメンバーが自信をつけて、自分で考え行動するようになる。その時に大事なのが、売上目標ではなく理念。理念の実現のために何をするべきか。それを一人一人が徹底して考えることで着実に成果が出始め、メンバーのモチベーションも上がってくる。そうすると組織の生産性も向上し、どんどん良い循環が生まれる。
このような取り組みを愚直にやりぬいた結果、全国的にはアサヒ優位な中でも、高知では2001年にキリンが首位を取り返し、それが全国的な勝利に繋がっていったそうです。
そのような歴史があることも関係して、高知の人はキリンビールファンが多く、街にも「たっすいがは、いかん!」という威勢の良いのぼりが出されているんでしょうね。なんだか、見るたびに気合を注入されているような気分になるメッセージです。
このあたりのストーリは「キリンビール高知支店の奇跡」という本にまとめられています。ご興味ある方はどうぞ。マネジメントの考え方や実践を学ぶ本としても良いと思います。
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