NPO法人の設立と運用の仕方についてのまとめ

NPO法人

いま本業外で進めているプロジェクトの関係でNPO法人設立について勉強したことをまとめておきます。

NPOとは?

これは説明するまでもないですが、Non Profit Organizationということで非営利組織を指します。その中で「NPO法人」というのは、特定非営利活動促進法(NPO法)で定められた制限や手続きに則って設立された組織です。NPOの活動はNPO法人にならなくてもできます。では、NPO法人になることにどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

法人化のメリット・デメリット

■メリット

・団体名による契約や登記が出来る
・持続性のある組織を運営することができる
・事業委託、補助金が受けやすくなる(ことがある)
・税金面で有利になることがある
・組織の責任感や連帯感が高まる

■デメリット

・厳正な事務処理と煩雑な手続きが求められる
・活動内容に制限がある
・法人税がかかる
・設立や解散に手間がかかる

法人格になる分信用度が増す一方で、法人化による手続きや制限、負担の増加もあるので、具体的な必要性ありきで法人化する方が良さそうです。

NPO法人にまつわる誤解

NPO法人は利益を得てはいけないの?

利益を得ても問題ありません。あくまでも構成員への利益の分配を目的としないということで、出た利益は活動資金にあてることができます。

NPO法人の理事や会員は報酬を得てはいけないの?

報酬を得ても問題ありません。一般の会社のように役員報酬や給与の支払いがされています。「非営利活動=無給」というイメージを持っている方もいらっしゃるかと思いますので念のため。

まとめ

今回はNPO法人の立ち上げについての大前提の知識を得るところまでがゴールだったので、記事もここまでにしておきます。NPO法人の立ち上げには思った以上に労力がかかり、立ち上げ後も理事会の運営などに時間がかかりそうです。当たり前の話ですが、ニーズありきでハコを作らないとダメですね。

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