【読書の記録】「NEW ELITE(ニューエリート)」ピュートル・フェリクス・グジバチ 大和書房

reading

何か面白い本はないかと本屋をぶらついていた時にたまたま目についた本。普段は紙の本は買わずKindle本を購入してiPadで読んでいるけれど、何となく普遍的な内容が書かれている気がしてあえて紙の本を買ってみた。

これからの時代で自己実現をしていくために必要な考え方が具体・抽象の両方でバランスよくまとめられていて読みやすかった。就職活動中の学生さんや若手社会人にこそ読んで欲しいなと思った一冊。


「ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち」
2018/2/23
ピョートル・フェリクス・グジバチ
大和書房

目次

第1章:2020年代の「成功者」とは?

今の時代の「成功」とは持続的に成長していることに加えて、選択肢があること。これまでの時代は選択肢の多さにお金に強い相関を持ってきた。お金を持っている人が時間を買って選択肢を増やしてきた。しかし現在では、しっかりとしたビジョンやパッションがあれば事を成して行くための人や資源は集まるようになってきている。その意味でも、会社に縛られず外部との交流を持つことやコミュニティに属することの価値が高まっている。

第2章:つねに学び、自分をアップデートする

アフターファイブに勉強するより仕事に学びを求めよう。学びのない仕事はできるだけアウトソーシングするか仲間の力を借りる。また、成功者と会う機会の獲得に投資し、会えた時はその人の人生や価値観について質問をしまくる。自分が詳しくない分野でハイレベルな会話に入って行くためにはサイクル・トレンド・パターンを押さえる。まともな質問ができると信頼感が生まれる。

第3章:決断は直感で。早く動いて結果を出す

直感で判断した方が自分の価値観に近い判断ができる。早く動き出せる分成果が出るのも早く、もし失敗だったとしてもリカバリーに時間を咲くことができる。また、そうした判断を繰り返し、PDCAを回す中で判断力が磨かれて行く。

第4章:会議・チーム作りはアウトプットから逆算する

チームマネジメントの中で部下の成果を褒めるのではなく努力やプロセスを褒める。とりとめもない雑談でメンバーの価値観を知る。

第5章:スプリントのリズムで体調を管理する

今後、仕事と遊びのどちらをしているのか区別がつかなくなる時代がやってくる。その意味でも、これからの働き方はマラソン型ではなくスプリント型。一気に駆け抜けて、ゴールした後は休養や新たなインプットのための時間をとる。

第6章:人材をめいっぱい活かす企業のやり方

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です