マーケティングについて改めて体系的に理解していこうと思って図書館に行ったところ、マーケティング界隈で有名な森岡さんの本があったので読んでみました。
一言で言うと何についての本か?
マーケティングについての本というよりは、アイデアの発想法を森岡さんの仕事経験を通じて学べる本です。森岡さん=マーケティングという期待で手に取ると少し趣向が違うかもしれません。
おすすめしたい人
アイデアの発想法について事例を通じて学びたい人。
おすすめしない人
森岡さんのマーケティングについて学びたい人。
なぜ読んだのか?
担当している新規事業のマーケティング戦略策定にあたって、マーケティングの基本的な考え方を学んで行きたい時期だったので。どんな本を読むといいか調べている中で森岡さんの名前を知り、たまたま図書館でその森岡さんが書いた本を見つけたので手にとってみた。
ポイント
・徹底した調査・分析
アイデアを出すにあたって目的の設定が重要になる。その目的が正しく設定されるためには、徹底した調査・分析が必要。
・アイデアの出し方
目的>戦略>戦術と落とし込んでいく
目的:そもそも達成すべき命題は何か?
戦略:目的達成のために限られた経営資源を何に集中させるか?
戦術:具体的にどのように実現させていくか?(=アイデア)
戦略はアイデアの必要条件にあたるもの。ここで設定された条件をクリアするアイデアをなぞなぞのように考えていく。必要条件を頭に入れ得た状態で昼夜問わず考え抜いていると、ふとした瞬間にアイデアが降りてくる。
・イノベーションフレームワーク
①フレームワーク
②リアプライ
③ストック
④コミットメント
目次はこのようになっています。
目次
プロローグ 私は奇跡という言葉が好きではありません
第1章 窮地に立たされたユニバーサル・スタジオ・ジャパン
第2章 金がない、さあどうする?アイデアを捻り出せ!
第3章 万策尽きたか!いやまだ情熱という武器がある
第4章 ターゲットを疑え!取りこぼしていた大きな客層
第5章 アイデアは必ずどこかに埋まっている
第6章 アイデアの神様を呼ぶ方法
第7章 新たなチャレンジを恐れるな!ハリー・ポッターとUSJの未来
エピローグ ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはなぜ攻め続けるのか?
読書に関する記事はこちらもどうぞ
→「読書」カテゴリーへ
コメントを残す