フエゴ山から噴き出すマグマを眺めるアカテナンゴ登山ツアーに参加しました(グアテマラ)

グアテマラにはさまざまな活火山が存在します。その中でもフエゴ山やパカヤ山はマグマを見ることもできるということで、この火山を訪れるツアーが観光客の間でも人気となっています。

一方で、火山の大きな噴火により死者が出ることも。2018年にはフエゴ山が噴火し、100名近くが亡くなり、200名近くが行方不明となっています。

グアテマラで火山噴火 死者数十人に(BBC NEWS)

こうしたリスクを意識してなのか、地球の歩き方の中米編でグアテマラの見どころとして、火山のことは一切触れられていません。

しかし、過去にフエゴ山を見るツアーに参加した方のブログなどをみていると、他ではみられない圧倒的な絶景が期待できることも伝わってきます。噴火のリスクは意識しつつも、おそらく一生に1回のグアテマラ旅行で火山を見ずにはいられないと感じ、フエゴ山を眺める登山ツアーに参加してきました。

フエゴ山を眺めるアカテナンゴ山への登山ツアー

ここで少しややこしいのですが、活火山はフエゴ山ですが、フエゴ山に直接登れるわけではありません。現在もマグマを噴き出している山に登るというのはさすがに無理がありますよね。

フエゴ山を眺めるために、近くにあるアカテナンゴ山に登るということなんですね。アカテナンゴの標高は3,976m。富士山より高い山です。

登山が認められているのはツアーのみ

アカテナンゴ登山ツアーへの参加は、ネットで申し込みをすることも、アンティグアの旅行代理店を通じて予約することもできます。アカテナンゴ登山ツアーは1泊2日が基本ですが、日帰りのプランもあるにはあるようです。

1泊2日のツアーのスケジュールは、ツアー会社によるもののおおむねこのようになっています。朝早くホテルを出て、夕方にはキャンプサイトに到着。ツアーのハイライトである夜の火山噴火と日の出を楽しんで下山。

07:30 am | アンティグア内のホテルでピックアップ
09:00 am | ツアー会社のオフィスで登山用の服や食料をピックアップ、登山の説明
09:30 am | 登山開始
12:30 pm | ランチ
04:00 pm | キャンプサイトに到着(ツアー会社によってはキャンプサイトからフエゴ山が見える)
05:00 pm | フエゴ山に近づくハイキング(有無はツアー会社による)
06:00 pm | 夕食
04:00 am | 日の出を見るためにアカテナンゴの山頂への登山
07:00 am | 朝食
08:15 am | 下山
11:30 am | ツアー会社のオフィスで服を返す
12:30 pm | ホテルへの送迎

ツアー会社選び

アカテナンゴへの登山ツアーを催行している会社は数十あると言われています。ツアーの値段も内容もピンキリです。

1泊2日のツアーに参加する場合、料金にはQ200〜Q500(約4000円〜10,000円)くらいの幅があるようでしたが、価格に連動してツアーの質も上がっていくようになっていますので、どれくらいの質と料金がちょうど良いのかを考える必要があります。

どのツアー会社を選ぶべきか。わたしは結局、「Soy Tours」という現地資本のツアー会社を選びましたが、まずは選ぶ観点を紹介したいと思います。

・食事

どのツアーも基本的には昼食・夕食・朝食と休憩用のスナックが含まれています。この食事の内容が、昼食がビスケットとリンゴやバナナのような簡素なものから、サンドイッチやフライドライスのようなしっかりとしたものまで、ツアーのグレードによって大きく変わるようです。食事がどのようなものか、それで満足できるのかは十分に確認したほうが良さそうです。

・キャンプサイトの位置

ツアー会社のキャンプサイトがアカテナンゴ山のどこにあるのかもポイントです。私が利用したSoy Toursは数あるツアー会社の中でも珍しい、フエゴ山が見えるキャンプサイトを持っています。フエゴ山はキャンプサイトから見えなくても、当然ながら見える場所への登山が含まれていますので、問題はありません。

・キャンプサイトのテントの質

一口にキャンプサイトと言っても、青空の下でテントを張っただけのキャンプサイトから、木材でしっかりした屋根を作り、その中にテントを張っているものまで様々です。また、テントの中に敷いてあるマットも、分厚くて寝心地の良いものから、薄くて硬いマットまで。

私の参加したSoy Toursのツアーでは、木造の簡易な建物の中にテントが張ってあり、マットレスも20センチはあるような厚いものだったので快適でした。

<注意>
雨季にツアーに参加する場合は、必ず屋根付きのキャンプサイトを利用するツアーに参加することをおすすめします。雨季は夕方から夜にかけて大雨が降ることが多く、青空の下に張ったテントで雨に降られるのは相当辛いと思います。

なお、そもそも雨季はアカテナンゴ山に登っても雨や霧でフエゴ山がきれいに見えないこともあり、ツアーへの参加はあまりお勧めしません。

SOY TOURSを選んだ理由

私は事前にTrip Advisorでツアー情報を調べたり、現地で旅行代理店に話を聞いたりした結果、SOY TOURSのツアーに参加することにしました。

SOY TOURS

SOY TOURSを選んだ理由は主にはこちらの通りです。

  • フエゴ山が見える場所にキャンプサイトがあり、天気が悪くてもフエゴ山の噴火が見られるチャンスが多い
  • テントのマットレスが厚く、寝心地が良さそう
  • 現地資本による経営で、現地人によるガイドのため、よりローカル感を味わえそう
  • HPのコンテンツが充実しており、ツアーの運営もしっかりしていそう

結果、SOU TOURSを選んだこと自体は正解でした。この後の実際の参加記録にも書きますが、私がツアーに参加したのは5月初旬で、ちょうどグアテマラが雨季に入る時期でした。雨季は雨や霧が多く、残念ながらフエゴ山も雲や霧に隠されてしまっていました。ですが、キャンプサイトからフエゴ山を見ることができるため、辛抱強くフエゴ山を見ていると、時々山頂が雲から顔を出し、火山の噴火の様子も見ることができました。

安価なツアーに参加して、フエゴ山が見られるのは一部の時間だけ、ということだったとしたら、本当に何も見えないまま帰ることになっていたかもしれません。

ガイドさんも親切な方が多く、楽しく過ごすことができました。

実際のツアーの様子を紹介

SOY TOURSの1泊2日ツアーに参加した時の様子を紹介します。

朝8時ごろにホテルでピックアップ。ミニバスでオフィスまで移動します。コロナ禍もあり、ツアー参加者にはアジア人は誰もいませんでした。アメリカ人やヨーロッパの人ばかり。

オフィスに着くと、ツアー参加中の心構えを聞きます。

そして防寒着を貸してもらい、2日間の食事を受け取ります。水は1人あたり3-4リットルの持参が推奨されていますが、私の場合は2リットルでも十分でした。

そして杖を受け取ります。たしか1本Q1(20円)くらい払ったような。無料だったかもしれません。

準備が整ったら登山開始。山に雲がかかっていて、あまり周りが見通せない中登りました。

別料金で馬に乗ることもできます。こちらは水を運ばされている馬です。

途中で入山の許可証のようなものを受け取ります。これがないと山に入ることができません。チェックは一度もありませんでしたが・・

時々休憩を挟みながらひたすら登ります。

昼過ぎごろになると、森林地帯を抜けてだんだん高山っぽい風景になります。当日は曇っていましたが、晴れていれば景色は良さそうです。

こんな岩山を歩くことも。

高度が上がってくると高い木がなくなり、高山植物が少し生えている程度の異世界感のある風景になってきます。

夕方4時ごろにキャンプサイトに到着しました。ちょうどフエゴ山の噴火も見ることができました。

この青色の建物の中に宿泊者用のテントが並べられています。

中の様子はこちら。10くらいのテントが並んでいます。1つのテントで2人までは泊まれるようになっているので最大で20名くらい泊まれるということですね。トタンで屋根がつくられているので雨や風を凌ぐことができます。

10分に1回くらい噴火が起きます。昼間は明るさのせいで火山の赤い色は見えませんが、噴火の音と噴煙だけでもなかなかの見応えです。

暗くなってくると赤いマグマの色も見えるように。

この後は翌日まで霧がかかってしまい、噴火が見えたとしてもはっきりとは見えなくなってしまいました。翌日の朝には日の出トレッキングもツアーに含まれていたのですが、朝起きたら霧で何も見えない状態だったので日の出は諦めました。

夕食は焼きそばとマッシュドポテトと、小豆のペースト。

味はそれなりでしたが、寒い山上で温かい食事が取れるだけでもありがたいことです。

朝食はパンケーキとりんごとコーヒーでした。

朝食を終えたら下山です。下りは早く、2時間くらいでオフィスにつきました。オフィスに着くとビールが振る舞われます。

私が参加した時は、天候に恵まれず、100%満足というツアーにはなりませんでしたが、それでも行ってよかったなと思える体験でした。

2週間のグアテマラ旅行に関する記事をこちらで紹介しています。

おすすめの旅行用リンク

ホテル予約:Expedia(エクスペディア)
テレビCMでもお馴染みのホテル予約から航空券、レンタカー、アクティビティの予約まで可能なサービスです。ポイント還元率も比較的高く、私も海外旅行に行く時によく使っています。

■国内線・国際線航空券:スカイスキャナー(Skyscanner)
複数サイトから一番安い航空券を探すことができるのと、複数都市を周遊する航空券を探すときに重宝します。まずはこちらで検索してから各社のサイトを見ましょう。

■旅行にオススメの無料アプリ
海外旅行に必z須!Google Mapの「オフラインマップ
行ったことがある国を記録できるアプリ「been
中国やイランでfacebookやLINEの利用制限を回避するアプリ「VPNネコ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。