フィジーに「Kava(カバ)」という飲み物があるのを聞いたことはありますでしょうか。
このKavaですが、フィジーがお酒やコーヒーのような嗜好品として飲んでいる飲み物です。フィジーに行く時は一度は試してみたいカバについて紹介します。
目次
Kava(カバ)とは
Kavaは南太平洋の島々で飲まれている嗜好品とのことです。
カヴァ(kava、学名Piper methysticum)はコショウ科の潅木、またそれから作られる南太平洋のメラネシアからポリネシアにまたがる地域――フィジー、トンガ、サモアなどで飲用される嗜好品。カヴァラクトンと総称されるいくつかの向精神物質群を含む。カヴァ(kava)はトンガ語であり、カバ、カバカバ、カヴァカヴァとも表記される。またカヴァを使った儀式もその名で呼ばれることがある。ハワイ語ではアヴァ(’awa)、フィジー語ではヤンゴーナ(yangona)、ポーンペイ語ではシャカオ(sakau)という。
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根を乾燥させ、粉状にして水に混ぜるか、あるいはそのまま水で揉み出したものを漉した泥水様の液体がカヴァ茶で、これを飲用する。カヴァ自体の植生域はハワイからニューギニアまでと広い。
フィジーでは普段の生活の中ではもちろん、客人をもてなすセレモニーの場でも飲まれています。実際に伝統的な生活を送るナバラ村のツアーにいった時も、村に入ってすぐフィジー人の家に招待されてKavaを飲みました。
ツアー参加の様子はこちら
植物の根っこから作っただけあって、味は泥水そのもので、美味しくはなかったです。お酒と一緒で、味がどうこうということとは別に、リラックス効果が実感できるようになると味に抵抗がなくなるんでしょうか。ビールも初めて飲んだ時はまずくて飲めなかったですよね。
飲酒にはならないので、好きな人は朝から晩まで何度もKavaを飲むそうです。タクシーの運転手のフィジー人も、アルコールみたいに体に悪くないから毎日朝から飲んでいると言っていました。
こちらにあるように鎮静作用があるので、飲んでいるとリラックスする効果があるようです。
カヴァの効果は鎮静作用を主とする。飲用時、口内の痺れを覚えることが多い。アルコールは含有しないが、酒に酔った時のような酩酊感がある。カヴァラクトンにはベンゾジアゼピンと似た抗不安、催眠作用がある。
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Kavaの材料になる植物は市場に行けばたくさん目にすることができます。
これがKavaの原料となる植物の根っこです。
どこで飲めるのか
市場や飲食店で飲めるようです。後は現地人の住む集落を訪れるツアーなんかに参加すると必ず出してもらえるはずです。
ちなみに作り方はと言うと、まず専用のテーブルのような容器にKavaの粉末をこしとるための布を拡げます。そして、おじさんが手元に持っているKavaの粉末を布に広げます。
そこに水を注ぎながら粉末の成分を溶かしていきます。この作業を続けていくとまさに泥色のKavaの液体が出来上がります。
動画でもどうぞ。
Kavaセレモニーの作法
地域によって差はあるそうですが、大体こちらのような形でKavaを飲みます。
- カップを受け取る
- 「Bula 」と言う
- 手を1回叩く。
- 人行きに飲み干す
- 「マーザ」と言う
- カップを返す
- 3回手を叩く
お土産に買って帰ることも
土産物屋に行くと必ずKavaの粉末が置いてあります。決して美味しいわけではありませんが、フィジーの思い出を日本の友人に共有しようと思ったら面白いお土産になるかもしれないですね。
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