2018年の12月に高知龍馬空港にもLCCのジェットスターが就航しました。東京(成田)、大阪(関空)との間で初のLCCで、これまでJALとANAの選択肢しかなかったので、とても良いニュースだと思います。
ただよくよく考えると、成田空港も関空も中心部からはかなり距離があり、交通費と移動時間を考えると本当にお得なのか?という声も。
そんな中、普段からよく出張で高知ー東京間を移動している自分としては一番おすすめな移動方法があります。それは、JALの「ダイナミックパッケージ」を使うことです。(ANAの「旅作」というパックツアーでも全く同じ話です。ANAユーザーの方は全部「旅作」に読み替えてください。)
目次
JALダイナミックパッケージとは?
JALダイナミックパッケージとは宿泊をセットで申し込むタイプの航空券です。宿泊をセットにすると高いのではと思われると思いますが、実際は往復航空券のみ予約するよりも宿泊をつけた方が安くなることが多いんです。
実際に見てみましょう。1ヶ月後の「2019年3月18日(月)~20日(水)まで2泊3日」の旅程とします。
フライトのみ予約の場合
28日~44日前に予約すると適用になる「先得割引タイプA」を適用して3,1980円。
先得については、下の画像のように早く予約すればさらに割引を受けることができ、ウルトラ先得適用で 片道9,800円~となるようです。
JALダイナミックパッケージの場合
同じ航空券条件で2泊宿泊付きで25,400円(このパックの最安料金)。フライトのみ予約のときと比べて6,480円安くなります。ホテルが1泊5,000円とすれば16,480円安くなったことになります。
ホテルの選び方次第ではもう少し料金が高くなることもありますが、それでもこの差額は大きいですよね。
友人宅に宿泊するならダイナミックパッケージを使えないのではと思われるかと思いますが、航空券だけ使って宿には泊まらなければ良いだけです。
ダイナミックパッケージの料金を最低価格に近づける方法
料金が最低料金の25,400円より高くなる時は、出来るだけ安い宿を指定するとパック料金が最安に近づきます。さらに宿泊日数を1泊だけにする、実際には宿泊しない場合は宿泊曜日を日曜夜や平日のような空室が多くて宿泊料金が低そうな日にするといった工夫も効果があります。
自分の経験上ですが、2週間以上先の旅程なら上のような方法で最低料金で予約することができます。
LCC ジェットスターとの比較
ここまでの話で、多くの場合はJALやANAを使う場合はパックツアーを使うのが一番安いことがわかりました。そこで、JALダイナミックパッケージとLCCのジェットスターを利用した場合を比較したいと思います。
結論から言うと、宿泊先も予約するならJAL一択。宿泊先は不要な場合はジェットスターの方が安いです。
ここまでと同じで、1ヶ月後の「2019年3月18日(月)~20日(水)まで2泊3日」という条件で航空券料金をみてみましょう。
税込で16,440円です。JALダイナミックパッケージの25,400円から8,960円安くなりました。
ここで考えなければならないのは、JALダイナミックパッケージは宿泊込みだったこと。同じ「高知パレスホテル」を楽天トラベルで検索すると、2泊で8,200円。ここで差額が760円まで縮まります。
さらに、JALは羽田空港発着、ジェットスターは成田空港発着だということを考えると交通費の差額だけで片道1,000円近く差があるので、結果的に今回の条件ではJALダイナミックパッケージが一番安いという結果になりました。
友人宅に宿泊するときなど、宿泊費がかからない場合はジェットスターが一番安くなると思います。
比較してみた
日付指定ではなく、通常ならどうかということを表にまとめてみました。
JALパック | ジェットスター | |
1日本数 | 5 | 1 |
航空券料金 | 25,400円〜 | 約11,000円〜 |
交通費(空港〜東京駅往復) | 約500円〜 | 約1500円〜 |
移動時間(空港〜東京駅往復) | 約30分〜 | 約1時間〜 |
宿泊費 | 0円〜 | 5,000円〜 |
荷物 | 無料 | 預け荷物有料 |
先にも書いたように、宿泊費がかからない場合はジェットスターが安くなりそうです。ただジェットスターのネックは、1日の本数が1本と少ないことと成田空港からの移動時間がかかること。個人旅行ならいいですが、出張ではちょっと使いづらい印象です。
実際に高知から東京によく出張している人たちに聞いても、ジェットスターはビジネスでは使えないとの声が多いです。ジェットスターだと預け荷物が有料になるのもややネックですね。
ジェットスターはセールを狙えばやっぱりお得
ここまで「ジェットスターは使えない」みたいな論調になってしまいましたが、そんなことはありません。ご存知の通りLCC各社はよくセール価格でチケットを販売しています。例えば東京ー高知の航空券はセール時なら片道2,000円から購入できます。
手数料込みでも往復5,000円くらい。これにはさすがにJALやANAの料金は勝ちようがないですね。遅延や欠航のリスクをとっても良いと思われる場合は魅力的な選択肢になると思います。
実際の料金の確認はこちらからどうぞ。
高知関連の記事はこちら
おすすめの旅行用リンク
■クレジットカード:三井住友VISAカード プラチナプリファード
入会特典最大56,000ポイントに加えて、以下の記事の紹介リンクからの申し込みで、さらに10,000ポイント付与です。
【海外決済還元率3%】海外旅行好きにはこれ一択? | 三井住友カードプラチナプリファード
■ホテル予約:Expedia(エクスペディア)
テレビCMでもお馴染みのホテル予約から航空券、レンタカー、アクティビティの予約まで可能なサービスです。ポイント還元率も比較的高く、私も海外旅行に行く時によく使っています。
■国内線・国際線航空券:スカイスキャナー(Skyscanner)
複数サイトから一番安い航空券を探すことができるのと、複数都市を周遊する航空券を探すときに重宝します。まずはこちらで検索してから各社のサイトを見ましょう。
■旅行にオススメの無料アプリ
海外旅行に必z須!Google Mapの「オフラインマップ」
行ったことがある国を記録できるアプリ「been」
中国やイランでfacebookやLINEの利用制限を回避するアプリ「VPNネコ」
コメントを残す