2020年の年末は海外旅行には行けなかったので、せめて暖かい場所で過ごしたいと思い石垣島を中心に沖縄の離島巡りの旅をしてきました。今日は日本最西端の離島、与那国島の旅について紹介します。
目次
与那国島とは
“沖縄本島から南西へ約509km、石垣島から約127km、東京から約1,900km。
与那国島観光WEB
周囲27.49km、面積28.95k㎡の日本最西端の地、与那国島。
隣接する台湾とは、約111kmの距離にあり、年に数回、台湾の山並みが見えることもあります。荒々しい波が打ち付ける断崖絶壁の景観は、男性的な力強さがあり、自然・文化・歴史すべてが八重山のどの島にもない独特の雰囲気で訪れる人々を魅了しています。
実際に訪れた感想
1日目
石垣空港からプロペラ機で30分くらいで与那国空港に到着します。
飛行機を降りてから空港の到着ホールまでは徒歩で移動。なんだか異国感がありますね。
空港には待合スペースのほかに土産物屋やレストランもあるので、少し時間を潰すには十分です。無料のwifiも飛んでいました。
与那国島唯一のホテルであるアイランドホテル与那国のレンタカー付きプランで予約していたレンタカーを受け取り、島観光スタートです。
インドネシア料理店「スブランジャヤ」
まずは腹ごしらえということで、どこか飲食店を探していたところ、スブランジャヤというインドネシア料理店の評価が高いのを見つけ、こちらに行ってみることにしました。
空港から車で10分くらいで到着します。外観は普通の民家なのですが、よく見ると右手の方にお店の入り口があります。
こちらが入り口です。
メニューはインドネシア料理がいくつかありましたが、やはりインドネシア料理といえばということでナシゴレンとミーゴレンを注文。麺料理のミーゴレンはインドネシアで食べたものと比べても美味しくて、個人的にはナシゴレンよりもおすすめです。
店内にはアジア各国のビールがおいてあり、異国情緒を感じるには良い空間でした。沖縄料理を一通り食べて、何かちょっと違ったものを求めている人にぜひおすすめしたいお店です。
そのまま島を時計回りに一周しながら観光地を巡って行きます。
東崎展望台
まずは島の東の端にある東崎展望台へ。ここは与那国島のイメージ写真でよく紹介される風光明媚なスポットですね。
展望台への道は見晴らしの良い丘になっていて、野生の与那国馬が草を食べていました。この馬は気性が穏やかで、近くに寄っても、ちょっとお腹を触ってみても気にせず草を食べ続けていました。
海岸線がよく見えます。
軍艦岩と立神岩
そのまま車で島を時計回りに行くと、軍艦岩と立神岩が見えるサンニヌ台という展望台がありました。
軍艦岩がこちら。まあたしかに言われてみれば軍艦の形をしていますね。
立神岩はこちら。少し距離がありますが、大きな岩が立っているのが見えます。
どちらもドライブの途中に立ち寄って写真を撮るくらいには良いですが、これを旅の目的地の一つとするには少し物足りないと思いました。
Dr.コトー診療所 ロケ地
ひと昔に流行ったDr.コトー診療所のロケ地の診療所がそのまま残っています。僕はドラマを見ていないので、それほどでもないですが、ドラマのファンの人からするとたまらないんでしょうね。
海岸近くに診療所があります。ドラマを見ていない人でも、何かCMなどで見覚えのある景色なのでは。
入場料は一人300円。受付で払うことになっていますが、受付の人が席を外しているときは受付のお皿に入場料を置いて行くシステムになっていました。前に来た人の入場料が無防備に置かれていて、なんともゆるい運用です。
こちらが待合スペース。張り紙なんかも実際の病院のように作り込まれています。
診察室。
ドラマのポスターもありました。2006年のドラマだったんですね。それにしても、出ている役者が超一流の人ばかりで驚きます。
日本最西端の地碑
そして与那国島と言えば日本の西の端っこということで、日本最西端の地に行ってきました。
石碑もあります。
よく晴れた日なら西に台湾が見えるようです。この日は少し空気にモヤがかかっていて遠くは見通せませんでした。沖縄本島よりも台湾の方が近いというから驚きですね。
島を一周したところで夕方になったので宿にチェックインします。アイランドホテル与那国は値段相応の施設で、特に可もなく不可もなくでした。
ちなみに、与那国島にはコンビニや大きなスーパーはありませんが、小さな商店で買い物をすることができます。
こちらは比川地域共同売店。飲み物やお弁当、そのほか食料品など最低限の買い物は十分できます。こちらのお店にはお酒は置いていませんでした。
お酒を買うときは、アイランドホテル与那国の目の前にあるアマランSHOPに行けば買うことができます。与那国のお土産もたくさん置いていましたよ。
2日目
1日目よりも天気が良かったので、島をもう一周することにしました。
六畳ビーチ
1日目に行かなかった六畳ビーチへ。カーナビで近くまで行くと、小道に入っていくように示す案内板があるので、道路脇に車を止めて徒歩で小道に入って行きます。
こんな小道を1分ほど歩いていると海岸に出ます。
これが六畳ビーチ。少し曇っていましたが、それでも綺麗なビーチを見下ろすことができました。これはなかなか見応えがあり、ぜひ訪れて欲しいスポットです。
ビーチまで降りていけそうな道もありました。
ナーマ浜
昨日と同じ最西端の地にもう一回行った後は、すぐ近くにあるナーマ浜へ。やや荒目の砂浜に透明度の高い海が広がり、とても気持ちの良い場所でした。
太平洋に面しているだけに、海流に乗ってたくさんのゴミが流れ着くようで、お隣韓国や台湾、中国からのゴミが漂着していました。せっかく綺麗なビーチがあるのに、これはなんだか残念です。
わかなそば
与那国島の飲食店の中でもひときわ評判の良いわかなそばへ。わかなそばという名前の八重山そばを食べることができます。味はというと、特によく煮込まれたソーキがおいしかったです。沖縄そばも八重山そばも、麺がなんとなく粉っぽくてあまり好みではありません。
こちらがわかなそば。
ティンダバナ
空港に向かう前に少し時間があったので、与那国島の北側の集落が一望できるティンダバナへ。北側の集落から車で3分ほどで行くことができます。
ここは岩山の風景も、そこからの景色も綺麗でおすすめです。
まとめ
冬の与那国島、それなりに見どころもあり満足できるものになりましたが、与那国島のみを目的地とするのであれば、ダイビングなどマリンアクティビティと一緒でないと少し物足りないのではないかなと思います。石垣島など、離島巡りとセットで訪れてみてはどうでしょうか?
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